リフォーム 1   全解体で新築気分

          既存のプラン
          既存のプラン

ごく一般的な、築25年程度のマンションの間取りです。

 

現在でもこの様なプランの新築マンションはよく見かけます。

このマンションの内装を全部解体すると、下のような状態になります。

          間仕切り解体後
          間仕切り解体後

浴室とキッチンセット、トイレなどは排水管の位置が決まっているので、ほとんど動かせません。

上下階で排水管が通っている区画(パイプシャフト)も動かせません。

 

それでも全部を解体すると、それらを生かしながら新しいプランを設計することができます。

 

 

リフォーム 2   壁を減らして広い部屋に

          リフォームプラン
          リフォームプラン

プランを、可能な範囲で新しく作り直してみました。

トイレや洗面台、キッチンセットはごくわずかですが動かし、和室をなくして広い居間食堂にしています。

もちろん、お風呂やキッチンは新品に交換しています。

 

 

 

床材を統一するだけでもずいぶんと広く感じますし、引き戸を活用して動きやすい動線に変えています。

広がりと単純化によって、使い勝手と工夫の余地が出てきています。

 

リフォーム 3   細かい細工はやめましょう

          冷蔵庫
          冷蔵庫

二つの冷蔵庫の姿です。

 

左は、1990年に主流だった冷蔵庫で、200Lの冷凍冷蔵庫です。

右は、2012年の主流で、450Lの野菜室付き冷凍冷蔵庫です。

 

幅は50cmだったのが68cmへ、高さは1.5mから1.8mへと大きくなっています。

 

          テレビ
          テレビ

次は、二つのテレビの姿です。

 

左は、1990年に主流だった33インチ型テレビ。

右は、2012年の主流で、52V型テレビです。

 

幅は80cmから1.2mへ、高さは47cmから75cmに増え、奥行きは56cmから30cmに減少しています。

 

これはほんの一例ですが、この様に身近な家電品も大きく様変わりしていて、そのたびに置き場を工夫しなければなりませんでした。

 

もし現在の大きさにピッタリの家具を作って、そこに納めたとすると、5年、10年後にはどうなっていることでしょう。

高価な家具を無駄にしてしまうかもしれませんし、私はそうした現場を何度も見てきています。

 

適度にルーズが良いのです。

 

成長するお子さんの洋服と同じです。体型の変化を前提にして、あまりピッタリと作るのは止めておきましょう。