家の姿

江戸たてもの園にある民家
江戸たてもの園にある民家

民家といえば、この写真のような家を想像します。

日本の典型的な民家の姿ですね。

 

屋根は茅葺き屋根と言います。茅ですから、チガヤとかススキなどの植物の茎です。

一軒につき、かなりの量の茅を使いますが、一度葺けば、10年程度は保ちます。

 

でも実際には、お金や屋根を葺く人手が無くて、多くの民家が板葺きやわら葺きの屋根でした。板の上に石を乗せて、風に飛ばされないようにもしていました。

わらは稲や米の茎ですが、茅よりは持ちが悪く、数年で腐り始めるそうです。

 

現在多く残っている民家の多くが茅葺きなのは、茅の持ちが良く、比較的お金持ちの家だったからでしょう。

 

草葺きの家は、世界の各地で見ることができます。

ヨーロッパでは、多くがアシか茅を使い、東南アジアでは有名なバナナやヤシの葉です。

日本や東アジア、更にもう少し北に行けば、茅やわら葺き屋根が多いようです。

 

その土地で身近に手に入る材料で、家は作られていることが多いのですね。