家の姿

子供のいたずら描きみたいです。

大人である方が家の形を描くとすると、どちらを描きますか?

 

たいていの人が、上の形を描くでしょうね。昔から見続けてきた家がそうであったし、絵本の家もみんなそうであるし。

下の絵は、屋根が無いので、やはり家には見えない方が多いのでは。

 

この見え方は、日本だけのものではありません。

欧米各国の子供の絵や、古い絵画を見ると、多くの家が屋根付きの三角形であることが多いようです。

 

ところが、雨の少ない地域、例えばアフリカやアラブ地域、地中海のアドリア海やエーゲ海周辺などでは、家の形の多くは下の絵のような四角い形をしています。つまり、屋根がないのです。

もちろん、天井はありますよ。ただ、屋根がフラットなだけです。

 

屋根が三角なのは、単に雨が多いから、なのですね。

草葺きで平らにしたら、雨はみんな草が吸い込んで、家の中に入ってきてしまいますから。

 

そう考えると、家の姿や形は、気候風土の影響を相当に受けていることが、より深く納得できます。

 

では、現代の日本ではどうでしょう。

 

四角い箱の家は、都会では実に多く見ることができます。コンクリート製の家のほとんどがそうですし、ハウスメーカーの家にもたくさんあります。

でもちょっと待って下さい。この形、日本の気候風土に合っているのでしょうか・・・・