英語から

Tess Gerritsen の小説で、主人公のボストン警察のジェーンが、アパートを訪問した場面です。

She climbed to front entrance, scanned the tenant name, and press a button.

エントランスを登って、入居者の名前を探し、ボタンを押した、という場面です。

話の続きは、相手がインターホンに出て、エントランスのカギを開けてくれたとなります。

 

日本のマンションでも、写真の様な集合インターホンがエントランスにあり、そこから相手を呼び出してカギを開けてもらう建物が増えています。昔は、玄関前まで行ってからインターホンを押すのが当たり前でしたが。

 

セキュリティーの考え方が変わってきて、不審者を締め出すのが目的です。

 

ニューヨークやボストンなどの合衆国のアパートでは、古くからこのセキュリティーがありました。何せ、犯罪と防犯の本場(?)ですから、早くからその仕組みが使われていた訳です。

日本では、この15年位でしょうか、マンションだけでなく、一般の住宅でも防犯カメラやセキュリティーが取り入れられる様になりました。それだけ、物騒な世の中になってきたのでしょうか。

 

ですが、本当の意味で防犯に最も効果のある対策をご存じでしょうか。

それは、近所の目です。

隣近所の垣根越しのお付き合いがあった昔は、泥棒も入りづらかったそうです。誰かに見られてしまうからです。

周囲を塀で囲い、隣との視線に気を使って目隠しをする様な現代の住宅は、かえって泥棒の好都合という訳です。

 

マンションやアパートも同じです。近所付き合い、現代用語ではコミュニティーが、最も効果的なセキュリティーであることを、どうか知っておいて下さい。