家のスタイル

金沢の瓦屋根の家
金沢の瓦屋根の家

屋根付きの家・・・・と言うと、やっぱり瓦屋根が思い浮かぶと思います。

日本家屋では、茅葺き屋根、板葺き屋根、に続いて一般市民の代表的屋根として、長く続いています。

 

始まりは中国からの輸入で、長い間、高級品という事で、寺社建築や城郭、武家の家、大きな商家などしか使えませんでした。ですが、江戸時代に、防火建築として瓦屋根が見直され、特に大きな街や混み合った街区では、瓦屋根を使うことが決まりとなったりして、進化してきています。

 

現代でも、特に地方では瓦屋根が多く、関西方面では瓦の産地が多いこともあってか、屋根は瓦、と決まっているかのような感じもあります。

写真の金沢も瓦では有名で、真っ黒な美しい瓦屋根をたくさん見ることが出来ます。

 

ですが、瓦屋根には避けられない欠点があります。それは、屋根の勾配が25度~30度程度必要だということです。

 

何で、それが欠点かって?

 

何故かって言えば、外観の屋根の大きさが重たく見えるからです。頭でっかちになってしまうからです。お寺の屋根って、大きくて重たく見えますよね。堂々としてもいるし、ゴツイとも言えます。

それが、数寄屋造りの様に、スッキリとおしゃれに見せたいときには、重すぎて邪魔になるわけです。

 

瓦屋根は世界中で見ることができ、お国柄が良く出ているし、スペイン瓦などはカラフルできれいです。

日本も同じくなのですが、重いのですね、見た目が。

 

モダニズムと相容れないのは、その重さにも関係があるみたいです。