
私の設計したマンションリフォームの工事が始まりました。
ときどき、工事の途中経過を紹介したいと思います。
写真の上が解体前の室内です。
今回のリフォームは、間取りを変更しながら、設備や内装も全てやり変えるため、既存の間仕切り壁は、一切使いません。そのためほとんど全部を解体します。
下の写真は、間仕切りを全部撤去し、外周と床下地、天井だけが残った状態です。
全く同じ位置から撮った写真ですが、反対側の窓まで見えているのが分かります。
間取りを変え、内装もやり変えとなると、完全に解体して、スッカラカンにする方法もあるのですが、そうすると費用が高くなります。使える天井や、床下地はできるだけ既存を利用し、解体費用と大工工事を最小限に抑える努力をしました。
そのため、解体も若干丁寧です。ぶちこわす、という解体ではなく、解きほぐすようなイメージで、のこぎりで切り取りながら、マグロの解体のように部分部分で解体して行きます。
電気設備や照明器具の位置などに制約が出てしまいますが、そこをうまく設計するのがポイントです。配線の通り道などを考えながら設計し、解体範囲を最小限にしました。
まだ、一日目の状態です。
今後の工程も、できるだけお見せしたいと思います。
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