リフォーム工事

15cmしかなかった床下
15cmしかなかった床下

設備の打ち合わせをしていたら、大きな問題が発生しました。

 

今回のマンションは築26年です。当時はバリアフリーなどという発想はなく、洗面所も浴室も廊下より高くなっていました。

当然ですが、高齢者対応で介護保険も使っているので、バリアフリーにします。浴室のユニットバスは最新の機種で、床下が20cmあれば設置可能です。

 

ところが、解体したマンションの床下が狭く、15cmしかありませんでした。これではユニットバスの床が洗面所と平らになりません。マンションの床下は、現代の常識では25cmあるのが普通ですが、少なくとも20cmはあるだろうと思っていたのですが・・・・

こういうことがあるので、リフォームは難しいのです。

対策はまだ検討中ですが、恐らく完全なフラットにするには、マンションの床全体を上げざるを得ないでしょう。当然ですが、天井が低くなってしまいます。

 

現代では常識とも言えるバリアフリーですが、建築の世界では20年程度の歴史しかありません。まだまだ最近の発想です。ユニバーサルデザインも含め、弱者への対策は始まったばかりで、ヨーロッパなどから見ると、後進国とも言えるでしょう。

街を歩いていても、車いすはおろか、ベビーカーさえ通れないような歩道は至る所にあります。公共の場には点字ブロックなどが普及し始めましたが、住宅街などにはまだ皆無とも言えます。これからなのでしょうね。

 

さて、ユニットバスには困りました。

メーカー、業者、設備店、大工などと相談して、ミリ単位で調整し合い、ギリギリの線で納める工夫をしようかと思います。