インテリア素材

マンセル色環 ペンキならあらゆる色が出せます
マンセル色環 ペンキならあらゆる色が出せます

ペンキ、というと、犬小屋の屋根や庭の柵などを塗る作業を連想するかも。

そもそもペンキというのはオランダ語で、英語ではpaint つまりペイントになります。つまり、塗るという作業全部を指しているわけです。

 

ペンキには、ものすごい種類の素材があります。つまり、何に塗るかと、どういう目的で塗るか、更にどれくらい保たせるかなどによって分けられています。

例えば、木に塗るにしても、木に染みこんで、木の味を生かしたペンキと、木の表面を覆うようにして木を保護するペンキなどに分けられ、私たちは、木をどのように見せたいか、どこに使うかなど、用途に応じて指定する様にしています。木に染みこんでも色を付けることができるし、木を覆っても木目をきれいに見せることもできます。

 

原料には、水製、油製、アクリル製、ウレタン製、シリコン製、フッ素製などがあり、色味や仕上がり感、強度や保ちも全部違います。

どうやって使い分けるのかって?

それはもちろん、全部の特性を知っているので、用途に応じて、仕上げをイメージして使い分けるのです。経験です。

 

住宅では、壁の仕上げを全て塗装にすることがあります。普通はクロスを貼って仕上げることが多いですが、クロス以上に無機質感を出すには塗装が一番です。壁や天井、全てを同じ色で統一して塗ることができますし、クロス以上に細かい色を表現できます。

全く継ぎ目無く、均質で平滑に塗装された空間は、かなり未来的で上品でもあります。

 

ただ、大きな欠点があります。同じ色を出すことが難しいので、部分補修が難しいのです。部分的にキズなどを付けた場合には、どうしても壁一面を塗り直すことになります。新築時は良いのですが、後々のメンテナンスではやっかいな事になります。

設計事務所などに頼むと好んでやってくれますが、住宅メーカーや建て売り、マンションなどでは、このメンテナンスの理由でまず断られるでしょう。

 

メンテナンスを意識するのは重要なことです。でも、全否定するのは、ちょっと頂けないかもしれません。