リフォーム工事

狭くて暗い既存のキッチン
狭くて暗い既存のキッチン

新築とリフォームの一番の違いは、リフォームでは、現在の生活スタイルを参考にしながら、そこにおける欠点や不足している要素を確認できることでしょう。

新築でももちろん現在を参考にできますが、間取りから何から全てが代わってしまうため、施主が新しい生活をイメージできなくて、つい夢物語になってしまう傾向があります。その点、リフォームは、常に現実と向かい合うことができます。そこが一番の違いで、しかも一番良い点でもあるでしょう。

 

リフォームは自分の自由がきかないから、あまり好きでない、という人もいます。その為つい建替えに走ってしまいます。これは設計者や施工者も同じで、面倒ななリフォームより、ゼロからの新築を勧めてしまいます。まだまだ十分に住めるのに。

 

これは、間違っています。

新築だって自由がきかない事は山のようにあるし、多少設計や施工は面倒ですが、リフォームは新築よりは安いです。なので、知識と経験のある設計者や施工者に依頼すれば、ディテールにお金をかけて、新築以上の結果を出せます。

 

設計しながら、実物の中で、等身大の説明ができるのはとても助かります。

例えばキッチンセットの高さ。

今回のリフォームでは、奥さんの身長に合わせて、高さを78cmにしました。一般的な80cmや85cmは身長が160cm以上170cm程度の人向けです。特にコンロの鍋を使う部分では、高すぎて肘を上げないと使えません。

キッチンセットの吊り戸棚。

あるのが当たり前の様ですが、現状を見てみたら使わないものばかり入っていました。もう10年以上使っていない物も。そういうものは捨てましょう。そして手の届かない吊り戸棚は止めて、空間を広く取りました。

 

こんなことに細かく気が付くのも、リフォームの良さです。

何でも建替えようとしないで、リフォームという選択肢を、是非検討して下さい。