インテリアデザイン

Star Wars の場面から(インターネットより)
Star Wars の場面から(インターネットより)

スターウォーズやその他のSF映画を見ていると、未来のインテリアに共通した傾向があります。全体的に無機質で、金属質の家具調度や扉が多く、ガラス張りの超高層のアパートに暮らして、窓の外にはエアカーの様な物が飛んでいる情景です。

そして必ず、コンピューターを駆使した家電品や情報機器、テレビや電話などが出てきます。

 

何故、未来というと無機質で金属質のインテリアになるのでしょう。

例えば、1960年頃を振り返ってみたいと思います。その頃の最先端の生活では、スチールパイプのダイニングテーブルとイスが定番でした。1970年代では、スチールパイプにガラス板が乗ったリビングテーブルが、必ずと言ってよいほどインテリ雑誌を飾っていました。どちらも、鉄、ガラス、ビニールで組み合わされた家具調度です。

SF映画の未来のインテリアと、全くもって同じ感じです。

 

石と木は、鉄とガラスに。布はビニールや人工皮革に変えると未来的な感じになるのは、世界共通の感覚で、要は、工場生産品に未来的なムードを感じ、それがインテリアへと結びついているのだと思います。自然素材は、古いイメージなのでしょう。古代から近世まで、ずっとそうであったからかもしれません。

 

さて、実際の未来はどうでしょう。人工品は、自然素材にかなわないという事を、人間は知り始めました。

コンクリートの寿命は石には到底かなわないし、木の呼吸や吸湿などの優れた性質は人工の木では作れないことも分かってきました。フッ素コートの塗料は20年以上保ちますが、漆にはかないません。ビニールも人工皮革も、布や天然の皮製品の保つ通気性や弾力性、時間と共に増す風味は表現できないです。かろうじて、陶器とガラスだけが人工物でも優れた性能を持っているくらいでしょう。

 

既に2013年、鉄腕アトムの時代に来ていますが、さて、50年後のインテリアデザインはどのように代わっているでしょう。

この50年間の変化を見ると、更に昔に立ち返っているような気もしないでもありません。

私は生きていないので検証できませんが、読者でお若い方は、是非検証してみて下さい。