設備の話

多機能なトイレ (TOTOのカタログから)
多機能なトイレ (TOTOのカタログから)

外人を日本に招待する事が多いですが、初めて日本に来た外人客が一様に感心して驚くのが、日本のトイレです。いや、正確には便器です。

何しろ、勝手にフタが開くし、ウォッシュレットで温水で洗ってくれるし、まごまごしていると勝手に流してくれます。こんな至れり尽くせりの便器には、海外ではまずお目にかかれません。

 

しかも、最近の公共建築やファッションビルの手洗いスペースは、かなり綺麗になってきています。インテリアだけでなく、洗面カウンターのデザインや便器のデザイン、照明効果、香りの工夫、行き届いた掃除。加えて自動的に出てくる手洗いの水。どれをとっても、海外の三つ星ホテルなみと言えるでしょう。

 

実は、日本の大学では、学生を引き付けるために、手洗いをリフォームする学校が増えているのをご存じでしょうか。特に女子学生を意識しています。女子学生は、手洗いが綺麗でないと、その大学に行く気にならないそうです。

何となく、気持ちはわかります。男子より圧倒的に手洗いの利用頻度は高いし、お化粧直しもしますから。清潔で使いやすく、臭いも無い綺麗な手洗い、が、大学選びの中の条件の一つだそうです。

少子化なので、大学側も必死です。その結果、女子トイレは、とても綺麗になっています。

 

住宅でも同じです。あの1畳に満たない空間に、これ以上何を求めるのだ!とあきれかえるほどに便利グッズが充満しています。ウォッシュレット、タンクレス、自動点灯、自動換気扇、脱臭機能に芳香機能、汚れ防止クロスや掃除の楽な床材、「音姫」という排水音の擬音を流す機械、暖房、手摺、紙巻き器、タオル掛け、鏡・・・・・・

 

トイレを綺麗にしていると、幸せが訪れる、と風水では言うそうです。

でも、ここまで来ると、トイレの神様もついて行けないのでは・・・・・と、余計な心配をしてしまいます。