英語から

お茶席で正座する女性
お茶席で正座する女性

Seiza  means the act of sitting in the right posture as well as the sitting position itself.

正座とは、正しい姿勢で座ること、あるいはその座り方。と言っています。seiza と書いてあるように、正座は日本語です。sitting straight と英訳もされていますが、ちょっとこじつけっぽいと思います。

 

日本における正座の歴史はよく知りませんが、時代劇なんかを見ていると、武士達はけっこうあぐらをかいている気がします。でも、女性は正座をしている事が多いみたいです。さかのぼって、源氏物語絵巻などの絵を見てみましたが、十二単の中で足がどの様になっているのかは、ちょっと分かりませんでした。

 

外人は正座が苦手です。足が痛くなって、すぐに音を上げてしまいます。1分も保たない人はざらです。茶席に招待したことがありますが、無理して正座をしていた女性は、終わったときに全く立てなくて、かなり長いことうなっていました。

じゃあ、日本人はどうかっていうと、やはり、正座の苦手な人は多く、若い人ほどダメみたいです。

社会人になって、来客として家に伺った時など、和室だとやはり最初は正座をします。sitting in the right posture、つまり正しい座り方ですので。そして、「どうぞ、崩して下さい」と言われるまではそのまま、がマナーです。

 

和室が無くなり、かしこまった席も減り、茶席など無関係な人は、正座をする機会すら無いでしょう。いわゆる「イス座」での生活が主流ですので。ちなみに、床に座る生活を「床座」と呼びますが、戦後は減ってきています。

 

しかし、です。本当にイスに座って生活しているか、というと、実態はそうではないようです。洋室でも床に座って、場合によってはコタツに入って、いわゆる「床座」の生活をしている日本人は、大勢います。というより、その方が主流でしょう。

ただ、正座をしないだけです。横座りとか、あぐら、立て膝など崩した楽な姿勢で床座りをしているみたいです。

 

イスの上で正座をしている老人を見ることもありますが、イスも床も関係なく、どうやら現代人は、正しく座る、事が減っているだけなのかもしれません。