設備の話

朝シャン (TOTOホームページより)
朝シャン (TOTOホームページより)

住宅設備でめざましく進歩したものは何でしょう。

家電製品なら、スマホやテレビ、パソコンなどでしょうが、住宅設備となると難しいです。

 

例えば給湯器はどうでしょう。

わずか30年程度の間に、出てくるお湯の量、温度の安定、お風呂の追い炊き機能、自動でのお湯張り機能など、めざましい進化です。例えば、20年前までは、マンションなどの共同住宅のお風呂で追い炊きをするなんてことは、不可能でした。もちろん、現代では常識です。

 

30年前、給湯器でのシャワーはジョボジョボって出る程度で、シャワーにならない家庭が多くありました。

そこで登場したのが、1990年代の朝シャン用の洗面化粧台です。女子が朝の登校前にシャンプー出来るようになり、爆発的にヒットしたのですが、既に死語ですね。給湯器の進化と共にシャワーが進化したため、朝シャンは朝シャワーに変わって行きました。

 

台所でのお湯利用も便利になりました。

30年前、台所のお湯は壁に掛けた小さな湯沸かし器から出ていました。流しの正面に小さな湯沸かし器が取付けられ、長いジャバラのホースでお湯が出てきました。ホースの先には、シャワーになるプラスチック製の口を付け足したものです。

それが何時の頃からか、屋外の給湯器から台所までお湯が届き、混合水栓なるものによって蛇口をひねれば何時でもお湯が出る時代になりました。

 

ガス釜やまき釜でお風呂を沸かし、冷たい水を我慢して顔を洗った時代は、ほんの30年前の事です。

それどころか、40年前には、まだ多くの家が銭湯に通っていたのですから。

欧米では戦前からお湯の利用は当たり前でした。それに追いついたのでしょう。

では、この先はどうなるのかしら。  もう十分かもしれません。