設備の話

ディスポーザー(アメリカの広告から)
ディスポーザー(アメリカの広告から)

建築家泣かせの設備というのもあります。

例えば、24時間風呂。浴槽の横に置き、お湯を循環させ、24時間いつでも綺麗で適温のお湯を満たしておく設備だそうですが、正直な話、ほとんど扱わないので、正体が不明です。もちろんその効果や必要な準備、維持管理の方法など、謎が多いと不安です。

 

防犯装置も嫌いです。まず、どこまで厳重にすればよいのか、という問題からつまづきます。当然、厳重にするべきなのですが、厳重になればなるほど、住んでいる人は住みにくくなります。ちょこっと窓を開けたとたんに、ジリリリって鳴ってしまう、ってなことは年中ですから。この話が出たときは、その世界の業者に丸投げすることにしています。

 

さて、とても便利で、是非導入したいのに、どうしても出来ない設備もあります。ディスポーザーと呼ばれている、いわゆる生ゴミを粉砕する装置です。

USAでは、既に戦前から存在し、現在では設置が義務づけられている都市もあります。つまり、清潔さと伝染病予防のために、生ゴミを外に出さないためです。台所のディスポーザーで粉砕し、そのまま下水に流してしまいます。あとは、トイレの汚物と同様に、下水処理場で処理されます。

 

日本では、ごく一部で使われているようですが、生ゴミを出さないなんて、すばらしい設備だと思いませんか。これこそ、文化的な都市だと思います。

なによりも清潔ですし、臭いもない。カラスの食い散らしもないし、台所から異臭が消えます。

是非使いたい、と20年以上も思い続けているのですが、残念ながら、日本の下水道設備では無理です。政府が、考え方を改めてくれるのを待つしかありません。

 

家庭の生ゴミを集めて、バイオマスエネルギーとして活用するべきだとも思いますが、どうでしょう。

どなたか、その道の専門家の方々で、お力のある方はいらっしゃらないものでしょうか。