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スヌーピーの家には玉突き台があるって知ってます?
スヌーピーの家には玉突き台があるって知ってます?

ペットの話の続きです。
ペットのいる家はかなり多く設計してきましたが、やはり多くは犬や猫です。熱帯魚も何件かありましたが、部分だけの問題なので、それほと困難ではありません。犬や猫は家中を歩き回るので、やはり対策は大規模です。

 

私だけの経験なのか、不思議と猫を飼う人は、何匹も、中には十数匹も飼っていました。犬ではそういう人は無く、せいぜい3匹程度でした。

十数匹の猫は、それは大変でした。猫専用部屋を吹き抜けで造り、壁には階段状の棚板を配置し、文字通りキャットウォークなる梁を十文字に渡して、各所に寝場所や休憩所、日向ぼっこ場所を設けました。それでも家中を歩き回りますので、爪研ぎ対策、毛玉対策、そして一番大変だったのがトイレ対策です。人間のトイレより広い場所に、砂や流し、掃除道具などを配置し、猫専用の入口も設けます。

 

その点、犬はそれほどではありません。うんちは外でするので、おしっこ対策だけをしますが、躾さえ出来ていれば、洗面所の隅っこあたりで済んでしまいます。2階に行かないように、階段に人間の赤ちゃん用扉を付けたこともありますが、やはり対策の目玉は床の仕上げ材です。新築なら全面コルクで良いのですが、リフォームだと色々とアイデアが必要です。フローリングにノンスリップワックスを塗ってみたり(あまり効果はなかった)、階段の段板にカーペットを貼り付けたり。でも、どうしても板の上ではツーっと滑っていました。

 

臭い対策は、24時間換気が一番です。尤も、飼っている本人達は、気にならないらしいですが。

ペットも人間も、お気に入りの場所が必要なのは同じです。家でリラックスできる場所を見つけてあげて、クッションのような素材で快適にしてあげ、その場所を専用の場所にしてあげる事が重要です。お父さんの居場所はなくとも、ペットの居場所は重要です。一日中家にいるのですから。

ペットは家族なので、設計の際には当然、彼ら、彼女らの声も聞いてあげます。えっ、何語かって? もちろんテレパシーです。

建築家って、そんな芸当もできるのです。