英語から

ハンガリーのホテルのdoorman
ハンガリーのホテルのdoorman

海外に行くと、doorman あるいは doorkeeper という人を見かけます。特にホテルの入口などに立っていて、ドアを開けてくれたり、タクシーを呼んでくれたりしてくれます。
日本語に訳すと、「門番」という事になってしまい、江戸時代の武家屋敷の入口になってしまいます。なので、ドアボーイという苦し紛れの日本語がありますが、これは和製語。外人には通じません。

つまり、日本語訳が無い英語です。

 

ホテルにしろデパートやショッピングセンターの入口にしろ、doorman は日本では全く見かけません。

でも、東南アジアに行くと、必ずと言って良いほどに、doorman が居て、扉を開けてくれます。つまり、自動ドアーでは無いということになります。

欧米ではホテルの質によりますが、高級ホテルだとやはりdoorman がいて、Good morning などと、気軽に声を掛けてくれます。更に便利なのは、タクシーを呼んでくれること。手を挙げたり、指笛を鳴らしたりして呼んでくれて、場合によっては行き先も現地語で通訳してくれたりして、大いに助かります。

 

サービス過剰な国の日本なのに、何故このサービスマンがいないのでしょう。基本的に、自動ドアーで済ましていると思いますし、タクシーはフロントまで行かないと頼めません。

 

思うに、このdoormanはやはりdoorkeeperだったのでしょう。つまり、サービスマンではなく、やはり門番だったのだと思います。怪しい人を入れないように見張っているのが、本当の役割なのでしょう。それに、扉を開けたり、タクシーを呼んだりというおまけが付いたのだと思います。

更には、人件費もあるでしょう。日本人は人件費が高いので、自動ドアーが必需品なのです。

 

私はこのdoormanが好きです。軽い挨拶や無駄口を聞いたり、道を尋ねたり、おいしい屋台の店を教えてくれたり。

フロントとは違って、気軽に話しかけ、しかも気軽に答えてくれる軽さが、doormanの特徴です。

ホテルも何泊かするとdoormanと顔見知りになり、ホテルが我が家に見えてくる、そんな感じも好きです。