住宅プラン

都内の3階建て建て売り住宅(写真は加工してあります)
都内の3階建て建て売り住宅(写真は加工してあります)

東京で仕事をしていると、住宅は狭い敷地が多いです。30坪以下の敷地は普通で、そこに建ぺい率50~60%で建てるのですから、建坪は15坪前後。2階建てで30坪、100m2がやっと、という条件です。そこに駐車スペースを設け、陽当たりも確保しなければなりません。
100m2のマンションなら、平屋でしかも駐車スペースが不要なので十分な広さですが、2階建てだと、階段とその周辺の廊下とで6畳分は必要になり、一部屋少ない勘定になります。ましてや、駐車スペースを設けるとなると、1階から部屋が無くなってしまいます。

 

と言うわけで、都市部では3階建てや、地下室付きの2階建てが増えることになります。

でも、3階建て住宅は、終の棲家には成り得ないと思います。高齢になってからの上下動は、ほとんど無理と言って良いでしょう。なので、若いか元気な内だけの仮の宿、と考えるべきです。

地下室付き2階建ては、地下室を倉庫と考えられれば無理はないと思います。通常の2階建てと同じ生活ですから。その意味では、地下室付き2階建ては便利です。子供が独立した後は、普通の2階建てで生活するように考えておけば良いので。

 

私は、住宅の理想は平屋建てと思っていますが、これは理想というより、今や夢のまた夢です。マンションでしか得られない住環境でしょう。なので、ギリギリ2階建てが現実的です。

それでも、最悪の場合、1階だけでも生活が可能な様に考えておくべきでしょう。風呂、トイレは1階にまとめ、1階の何処かにベッドを置けば介護生活ができる、というのが順当な計画です。台所も1階なら申し分ありません。

 

都内の、3階建て建て売り住宅のプランは、その意味では落第が多い様です。せめて、車を小型車限定くらいに考えておけば良いのに、と思ってしまいます。

住宅は、今を基準では無く、将来までを見据えて選んで下さい。