住宅プラン

地下室というとビリヤードが連想されます
地下室というとビリヤードが連想されます

3階建て住宅は多く見かけますが、地下室付き住宅となると、まだまだめずらしい存在です。建築基準法が変わって、地下室が容積率の対象から外れたため、地下室はまるまるおまけの面積として使えるので、狭い敷地での有効利用には適してはいるのですが、なかなか増えません。

 

理由として考えられるのは、まず金額でしょう。地下室は地上の工事費の2倍はかかります。だだっ広い場所に3mの穴を掘るのは簡単ですが、隣近所が接近している場所では大変な作業になります。乱暴に掘って、隣が傾いてきたりしたら大変な事になりますので。

更に、設計の難しさも上げられます。日本は地下に水が多く、地下室が湿気らない様に設計するのは、技が必要ですし、施工も慎重に行わなければなりません。その意味では、建て売り住宅やメーカー住宅では対応できないと思います。

これらが、普及しない最大の原因でしょう。

 

アメリカの住宅にはほとんど付いている地下室ですが、日本でも湿気の対策さえしておけば結構快適です。夏は涼しいし、遮音性が高く静かです。また、外気温の影響をほとんど受けないので、冬もそんなに冷えません。なので、子供室やホビールーム、書斎、納戸、音楽室やAVルームなど、結構使えます。

加えて、地震や地盤沈下にも強く、地盤の液状化対策の一つに上げられます。

 

やはり欠点は、価格と設計の難しさでしょう。

でも、3階建て住宅も結構高くつくので、延床面積を大きく使えるという点では、地下室付き2階建ての方が有意義です。3階建ての3階部分は、法的制限で小さくなることが多いので。

住宅業界が苦手意識を持っているだけなので、床面積拡大の為に、是非チャレンジしてみましょう。