バンコクから

鳥の丸焼きまで売っている屋台
鳥の丸焼きまで売っている屋台

タイの王立大学主催のシンポジウムに呼ばれて、バンコクに来ています。今回の会合のテーマは"Archutecture and the Environment"  建築と環境です。環境と共存したり、環境を配慮したりといった内容での主旨で発表をしたり、議論をしたりする予定です。

 

タイと行き来するようになって7年になります。毎年1回は来ていますが、いつ来てもバンコクは活気にあふれた街です。観光客が多いのも理由でしょうが、市内は深夜まで人であふれています。道路は有名な大渋滞。とにかくすごい渋滞で、全く動きません。加えて、2車線の道路を3車線で走っていたり、その隙間をバイクがくねる様にして走っていたり、そこを人が横切っていったり、とにかく市内はすごいことになっています。

 

もう一つの名物は、屋台です。特に夕方頃からものすごい数の屋台が、歩道を埋め尽くして行きます。そしてここでもたくさんの人達が、歩道に所狭しと置かれたイスとテーブルにしがみつくようにして食べています。小さなリヤカーを巧みに改良して、結構本格的な料理が出来ています。2~3カ所の屋台の料理を組み合わせると、かなり豪華な食事ができます。実際、おいしいし、何と言っても安いです。もちろん食べても安心で、非衛生なことはありません。

 

でも、元気で活気があふれているのは、バンコクの中心街だけです。最新の高級ホテルやコンドミニアムの向こうには、低所得者のバラックが広がっています。豪華さと貧困が、完全に隣り合わせな街でもあります。もちろん、郊外や地方の町や村は更に貧乏です。こうした貧富の同居が、東南アジア全体の象徴でしょう。日本は豊かだなぁ、ってつくづく思うのはこんな時です。

明日からは、バンコク周辺の伝統的な生活環境や住宅を見て回る予定です。恐らく、多くが貧の生活だと思いますが。