バンコクから

鉄格子で覆われたアパート
鉄格子で覆われたアパート

写真は、小さくてちょっと分かりにくいかもしれませんが、バンコクの下町(中華街ですが)で見かけた、アパートの外観です。道路側に面して、一面に鉄格子がはまっています。と言っても、牢獄ではありません。一般住民のアパートだと思います。
理由は分かりませんが、比較的小さな格子柄なので、日本の面格子の感じとも違います。一体、何のためなのでしょう。

 

実はこの様な厳重な面格子は、時々見かけます。泥棒除けと言っても、3階や4階に直接は入ってこないでしょうから、隣からの侵入を危惧してのことかもしれません。鳩などの鳥を防いでいるのかとも思いましたが、アパートによっては、もっと荒い縦格子の物件もあるので、違うかも。

やっぱり、泥棒除け、なのでしょう。現地の人に聞いても、分からないという答えが多いので、特殊な要求かもしれません。

 

泥棒や、安全に対する感覚は、国によってかなり違います。また同じ国の中でも、人や地域によって大きな違いがあります。いじめられた経験のある人と、そうでない人の違いなのかもしれません。とは言っても、セキュリティーの高さを考えると、日本はやはりかなり低いと思います。バンコクでは、中流家庭以上は24時間ガードマン付きのコンドミニアムやゲートの着いた住区に住んでいますし、戸建ての住宅の場合には、高い塀を巡らし、監視カメラや防犯機能付きのゲートを設けるのが一般的です。

日本では、ガードマンが常駐するマンションは少ないし、セコムなどもまだ一部での扱いですから、その差は歴然です。

 

と分かってはいても、この写真の格子は論外です。やりすぎ、としか言いようがありません。美意識も何も無し、といった感じです。防備もここまであからさまだと、滑稽になってきます。人間で言えば、街中を鎧甲で歩いている様なものです。

どうか、日本は平和で有り続けますように。

安全が安く買える国で十分だと思います。