環境の話

有名なドバイの超高層ビル 気温も物価もビルも高いですが、有り余る石油で快適な室内のようです
有名なドバイの超高層ビル 気温も物価もビルも高いですが、有り余る石油で快適な室内のようです

先日、40℃を越えると人間の生活はかなり辛くなる、という主旨のブログを書きましたが、今日の新聞にはこんな記事が出ていました。"Thank God this summer hasn't been tough on us. It was 42 degrees on Thursday."

「うれしいことに。今年の夏はそんなに暑くない。木曜日は42℃だった」との事です。

イラクの首都、バグダッドでの話です。バクダッドでは45℃が普通で、49℃にもなるそうです。で、さすがに49℃になると、みんな耐えられないそうです。

 

確かに砂漠の都市、アラブ首長国連邦のドバイでも45℃程度は普通だそうです。ただ、砂漠では夜は20℃以下、15℃程度になることもありますが。なので、昼は部屋で耐え、夜に行動するという手があります。

そう考えると、人間と言う動物は、シベリアやアラスカなどの-40℃の世界から、砂漠での50℃近い気温まで、実に広範囲で生き抜く力を持っていることになります。よくもまぁ、酷な環境に耐え続けたものです。

 

もちろん、生身で耐えることはできません。シロクマやラクダなら別ですが。全て、住居と衣服での対応です。

例えば暑い地域の住居は、厚い土塗り壁や土レンガなどが主流です。強い日射を遮り、熱の貫入も防いでくれます。洞窟みたいなものです。穴を掘って、半地下にしている民族もいます。全て、暑さ対策には最適です。

寒い地域では分厚い木の壁の木造住宅が適しています。ログハウスの様に、丸太をそのまま組み上げて作る住宅もあります。木の断熱性能によって、室内の熱を逃がしません。樹木で風を遮るのも効果的です。あとは、ガンガンにストーブを燃やすしかありません。そして、毛皮を幾重にも着て堪え忍ぶのでしょう。

 

日本の冬は、平安時代頃までは、やはり重ね着で凌いでいたようです。十二単などというのもその一部です。開け放たれた開放的な寝殿造りなどの住居では、断熱などは期待できません。ただ、着るのみです。フスマ戸や板戸が出来て、やっと寒さから開放されたことでしょう。

文明は、色々な手で地球の気温を上げています。コンクリート、アスファルト、エアコンの放熱、車の放熱、CO2、メタンガスなどなど。

順応性は高いかもしれないけど、日本がバグダッドのような気温になるのは、やはりごめんです。