建築雑談

よく知りませんが とにかく微妙で複雑な仕組みのようです
よく知りませんが とにかく微妙で複雑な仕組みのようです

我が家のDVDプレーヤーが調子悪いので、メーカーに見てもらいました。DVDが再生できなくなりました。修理に来たメーカーの人の話では、情報を読み取るヘッドという所に不具合があるとのこと。クリーナーで清掃してもだめなので、恐らくキズが付いているらしい様子、交換するしかないということになりました。

交換作業は簡単で、10分ほどでDVDのリーダー部分をそっくり交換してくれました。

 

実は交換は2度目、購入後5年で2回目です。ちょっと疑問なので、色々と話を聞きました。

長い話は置いておいて、要約すると、どうも我が家にある火鉢の灰が一番怪しいそうです。確かに冬中火鉢で炭を燃やしているので、その炭の灰や火鉢の火床の灰などがよく舞っています。そうした細かい灰が一番くせ者らしいです。その人の話では、お化粧のパウダー類、たばこのヤニ、飛び散ったヘアスプレー、料理の油など、ヘッドを傷めたり付着したりするものはかなりあるそうです。そうしたものが直接付着したり、付着したDVDを使ったりすると、故障の原因となるそうで、これはヘッドをクリーニングしてもダメなんだそうです。

時々再生できるDVDがあったのは、信号の種類が多数あって、その中のある信号だけがたまたま見ることができたのでしょう、とのことでした。

 

CDやDVDはレーザー光線を当てて、反射光をレンズで回収し情報を読み取っていますが、レンズとCDとの距離は1mm以下、情報の溝の間隔は1/1000mm以下の巾ですから、ほんのわずかなキズや異物でも読み取れなくなってしまうという訳です。PCのCD-ROMもそうですが、ほこりだらけの人間社会で使うには、ちょっとばかしデリケート過ぎるのかもしれません。

 

他にも敏感すぎて困るものは幾つもあります。夜間の屋外で使う人感センサーなんかも、道路を人が歩いただけでピカッと光ってしまいます。台所のガス感知器は殺虫剤でピーピー鳴るし、エアコンの温度設定は0.5℃刻みです。オリンピックの競技では1/1000秒を競っているし、1mmの誤差で電気錠が作動しなくなります。

 

便利であり正確でもあり、と微妙な取り合いや反応は助かりますが、時々、人間離れしすぎていると思うこともあります。私は0.5℃の違いは分からないし、1mmくらいの誤差は建築では当り前です。

機械の判定はどんどん厳しくなっていきますが、その分人間はどんどん自分に甘くなっているようにも思えます。自分の目と感覚こそ研ぎ澄まして、是非、機械に勝ちたいものです。