電気自動車対応

充電スタンドのイメージ写真  充電中の30分って、何をしていればよいのでしょうか
充電スタンドのイメージ写真  充電中の30分って、何をしていればよいのでしょうか

最近、マンションや住宅を設計する際に、気になっている設備があります。電気自動車の充電用コンセントです。正直な話、今までは充電用としては用意していませんでした。でも最近は、電気自動車の他に、プラグインハイブリッド車も多数登場し、家庭でも充電する必要が出てきつつあります。でも充電するためのコンセントは用意していません。

 

一戸建ての住宅なら、たいていは外部に一カ所はコンセントがあります。でも、必ずしも駐車スペースに近いわけではありません。どちらかというと庭に近い方でしょう。庭園灯などを意識していますから。

それに、仮に駐車スペースに近くても、普通の100V 電源です。電気自動車などの充電は200Vが必要です。100Vだと24時間くらいかかってしまいますので、メーカーは200Vを推奨しています。でも、100Vのコンセントは、簡単には200Vにはなりません。更に、15KWh程度の電気を使うみたいですから、電気容量が不足して、ブレーカーが落ちてしまう危険もあります。

 

それでも、一戸建て住宅なら何とかやりくりも可能です。問題はマンションやアパートですね。年間住宅着工90万戸の内、45万戸以上が共同住宅です。つまり、日本人の約半分は、マンションやアパートに住んでいる訳です。

マンションの駐車場には、コンセントはありません。仮にあったとしても、それは共用コンセント、個人では使えません。なので、マンションやアパート住まいの人は、電気自動車は購入できない、と言うことになります。急速充電器が、巷に沢山できれば別ですが。でも充電には20~30分、物によっては1時間くらいかかるので、ちょっと時間的な問題があります。

 

そんな訳で、家庭での充電が必要となる日は、すぐ近いのではないかと思います。でも、ほとんどの家庭では充電できません。なので、特にアパートの設備の設計時に心配になるのです。

最近のハイブリッド車は、1リットルで50kmも走るみたいです。仮に50リットル給油すれば、2500kmも走ります。これって、我が家なら軽く半年以上は保ってしまいます。すごい事です、年に2回の給油でOKなんて。

 

でも、別の心配が出てきました。そんなに給油が少ないと、ガソリンスタンドがつぶれてしまい、スタンド自体が町から消えてしまいそうです。燃費はいいけど、ガソリンが買えない!ってな事になったら、どうしましょうか。

いや、きっと十数年後にはそんなことになっていると思います。やっぱり、家庭用充電用コンセントを、真剣に考えましょう。