リフォーム談話

間仕切りを全て壊して、スケルトンになったマンション  ここから新たに壁を作り直します
間仕切りを全て壊して、スケルトンになったマンション  ここから新たに壁を作り直します

マンションのリフォームが、静かな流行のようです。築20年程度の1990年頃に建てられたマンションは品質も良く、構造強度や設備内容、外観なども新築に劣ることが無く、しかも新築より安価な事が、積極的な購入の動機だと思います。しかも内部をリノベーション、つまり一回完全なスケルトンにして新たに自分流の間取りやインテリアにすると、新築マンション以上の満足感が得られます。そんなことも、人気の原因でしょう。

 

マンションのリノベーションは、戸建てのそれよりも遙かに簡単です。何しろ構造躯体の心配がいらないので、安心して内装と設備だけに集中できます。この、安心して、というのが、設計する側にとっても、施工する側にとっても大いに助かる事です。品質の中の最も重要な部分の、構造安全性と雨漏りの心配が無いのですから。

しかもマンションのリフォームやリノベーションは、だいたい価格が読めます。やることがほぼ一緒なので、金額にバラツキが無く、変にぼられる心配もありません。そんな背景も、中古マンションの人気を高めつつあるのでしょう。

 

私も中古マンションを改装して住むことには、大賛成です。ただし、若干の注意点はあります。

まず、できれば1981年以降の着工物件、竣工で言えば1982年以降が良いでしょう。いわゆる、新しい耐震基準で作られたマンションです。

マンションの竣工図面が、ちゃんと保管されている事も重要です。通常、管理人室などに図書として保管されているはずです。これがないと、正確な寸法や構造概要、設備配管などが、事前に把握できません。

それと、間取りは自由に変えられますが、躯体はいじれません。なので躯体の形状がシンプルな間取りがお勧めです。躯体が複雑だと、自由な間取りができないことがあります。

 

改装費用は、1平方メートル当たり10万円~15万円ぐらいです。これで間取りを変えて、設備を全部新品にできます。もちろん贅沢をすれば更に高くなりますが。工期は、概ね2ヶ月くらいです。

決まったパターンの新築マンションより、自分流の間取りの方が住みやすいのは当然です。収納や棚、設備やインテリアなど、デザインも色も自由に選択できます。

都市での生活には、やはりマンションは便利です。自分流を求めてみて下さい。