住宅の話

都内の建て売り住宅  写真は加工してあります
都内の建て売り住宅  写真は加工してあります

東京23区内の住宅街、最近建て売り住宅の建設が盛んです。マンションの建設も多く、販売も好調というニュースを耳にしますが、戸建て住宅の建設、販売も好調なのかもしれません。

建て売り住宅は、一目で分かります。広い敷地を細かく分けて、数件を同時に工事しているからです。東京の23区内の住宅地は地価が高く、大きな敷地を相続したりしても相続税が払えません。また、購入する側も大きな敷地のままでは購入できません。おそらく敷地だけで2~3億円になっているのでしょう。そんな土地、買える人は滅多にいませんから。なので、細かく切り刻み、6000万~8000万円程度の予算の建て売り住宅になるようにして建てるわけです。

 

元は広い敷地で、広い庭があり、立派なケヤキの木などが生えていた土地が切り刻まれ、庇同士がくっつきそうな建物間隔で、庭もなく、カーポートのコンクリートが目立つ2~3棟の建て売り住宅に変貌して行きます。東京都内や近郊の一般的住宅地の、終末の姿です。

 

ただ、最近気になるのは、その建て売り住宅にツーバイフォー住宅が多いことです。あまり在来工法の建て売り住宅を見掛けません。おそらく、価格を抑えるためだと思います。比較で言えば、やはりツーバイフォー住宅の方が安価ですので。材料が安く、工期も短く、大工の手間賃も安いのがツーバイフォー住宅の特徴です。

加えて、小屋裏を利用した3階建て風や、本当の3階建てが建てやすい事もあると思います。30坪の敷地に30坪の駐車場付き3LDKを建てようとすると、どうしても2階建てでは無理があります。なので、小屋裏を利用したりすることになるのでしょう。

 

狭い敷地でのツーバイフォーは、どうしても壁だらけの箱になってしまいがちです。窓が少なく、あっても小さく、細かい区画のチマチマした間取が目立ちますし、外から見ていてもそれが分かります。

土地が高いと言うことは、本当に不都合の多い事です。持っていても困るし、相続されても大変だし、買う時はもっと大変だし。

やはり、東京脱出が一番なのでしょうか。でも、職場は東京なので・・・・・

この、負の循環、何とかならないのでしょうか。