夫婦別室

別のアンケート  別室の理由のベスト5です
別のアンケート  別室の理由のベスト5です

新聞によりますと、夫婦が別室で寝るお宅が平均で40%程度あったそうです。民間の情報会社がインターネットでアンケートを取ったそうです。400人程度のアンケートで、しかもインターネットなので若干誤差はあるでしょう。過去の別の調査では50%以上でしたから、インターネットを使わない60代以上の回答が増えると、比率も上がっていくと思います。

新聞でも、50代までは40%以下ですが、60代は50%と高い率だったそうです。

 

私の知る限り、欧米、東南アジア諸国、中国、韓国などでは、基本的に夫婦はダブルベッドで寝ています。特に欧米では、夫婦がホテルでツインを頼むと、ケンカでもしたか離婚する夫婦と思われるほどに、ダブルベッドが徹底しています。アジア諸国でも同じ文化と言うことは、夫婦は一緒に寝る、というのが優勢のようです。

 

一方の日本、新婚でもダブルべっドではない家庭は多いと思います。私が設計してきた100棟以上のお宅では、統計は取っていませんがツインのレイアウトを前提に寝室の計画をすることが多かったと思います。もちろん和室では二組のフトンです。「ダブル布団」なんて聞いたことありませんので。

考えてみると、このフトンの文化がそのままベッドに移行し、ツインで寝る習慣が優勢なのでしょう。そのツインがやがて少しずつ離れて行き、最後には別室になるのかもしれません。

 

夫婦別室の最初は、子供が生まれ、その子供と奥さんが一緒に寝るので、ご主人だけ一人静かに寝る様になる、という状況が多いようです。お子さんの小さな家庭ではそうした状況を多く見てきました。子供が成長し、子供部屋を与えられる様になると、再び夫婦は同室になる傾向があります。現代では40代前後でしょうか。50代以降は、子供の存在はあまり関係なく、住宅の面積と部屋数で決まります。60代で数字が上がるのは、子供が全員独立して、部屋が余るからだと思います。

 

でも、諸外国では70代でもダブルベッドです。部屋数とは無関係、というのが見えていて、後は夫婦の都合で決めているのでしょう。別々に寝たい、と頼んだら、離婚の宣告と思われるのかもしれません。これは想像ですが。

いびき、歯ぎしり、臭い、うるさい、油っこいなどなど、別室の理由はいろいろあるのでしょうが、この文化までは欧米化しなかったようです。