コペンハーゲン

観光写真だとこんな感じ  実際には近代的な建築も豊富で、それも見応えがあります
観光写真だとこんな感じ  実際には近代的な建築も豊富で、それも見応えがあります

コペンハーゲンから来た大学教授と話をする機会がありました。日本の大学とワークショップをするために来ていて、たまたまお会して、飲み食いしながら四方山話をしましたが、写真を見せてもらったり、話を聞いたりしていたら、無性にコペンハーゲンに行きたくなってしまいました。

 

コペンハーゲンはデンマークの首都で、バイキングの時代から栄えている歴史のある北欧の世界都市です。日本の北海道より遙かに北にあり、スウェーデンとぶつかりそうなくらい近くにある港町ですが、気候は爽やかだそうです。市内には中世から近世に建てられた歴史ある建物がたくさんあり、海や川の水は常に泳げるほどきれいで、その水辺に沿って美しい街並みが広がっています。

市内や近郊は全体に平地で高低差が少なく、自転車天国だそうです。市民の55%は自転車で通勤、通学をしており、彼も毎日片道17kmを自転車で通勤しているそうです。自転車専用道路や専用レーンが整備されているので、危険は少なく、自動車との事故は年々減少しているそうで、ビックリです。

 

彼の事務所(彼は建築家でもあります)は市内の中心にある川沿いの、19世紀に建てられた木造の船屋を改装したものだそうです。船屋というのは、建物のすぐ際に小舟が横付出来るようになっている、船が交通機関だった頃の建物です。オークの木で出来た純粋な木造の長屋型の建築で、まだまだ頑丈で美しいと言っていました。

住居は郊外のアパートで、周囲は緑にあふれ、公園やサッカーができるフィールドもあり、やはり自転車に最高、だそうです。

19世紀の建物がそのまま建ち並びながら、近代的なビルやアパートも建ち、でありながらやはり景観を重視して、アパートなどは環境に溶け込んでいます。中心市街地には超モダンな建築も目立ちますが、住宅街は緑を重視していて、それが街並みを美しく彩っています。さして広い国土ではないはずですが、何故か周囲には常に余剰空間があり、公共性が感じられます。

 

戸建て住宅よりは、アパート中心の国です。アパートと言っても日本語ではマンションですが、賃貸も豊富だそうです。何故か人口よりアパートの方が多いそうですが、それも国の政策だとか。中流家庭向けのアパートを多く確保しようとする、政府の姿勢だそうです。

どうですか、やっぱりうらやましくありませんか。行きたい、というより、移住したいくらいうらやましいと思いました。