リフォーム談話

ペアガラスの姿図  ガラスメーカーのホームページから
ペアガラスの姿図  ガラスメーカーのホームページから

結露がひどくてリフォームする人は少ないですが、リフォームのついでに結露対策をする人は多いです。多くは窓を断熱サッシに変える工事ですが、選択肢として3種類あります。

一番簡単なのが、ガラスをペアガラスに替えることです。ペアガラスというのは二重ガラスのことで、二枚のガラスの間に6mm程度の空気層があり、それが断熱材の役割を果たして結露を防いでくれます。

二つ目は、二重サッシにすること。今のサッシの内側にもう一つサッシを追加します。多くは樹脂製の断熱サッシを追加し、ガラスだけでなく枠の結露も防ぎ、しかも遮音性や気密性能も高くなります。

最後は一番高く付く方法です。サッシを交換する方法です。現状のサッシが古くて、カギが壊れていたり網戸が動かなくなっていたりしたら、サッシそのものを交換するのが一番です。カバー工法と言って、建物には全く触れずにサッシだけを交換できます。

 

1960年代までの住宅は、まだ木の窓でした。木の枠の中に、木のサッシが入り、ガラスも押し縁という木材で止めてありました。なので開け閉めする度にガタガタとガラスが鳴っていたものです。もちろん隙間風がピューピューと入り、風が吹けばガタガタと鳴っていました。正にアニメのトトロに出てくるサツキとメイの家です。

でも、1970年代にはアルミサッシは広く普及し、住宅サッシの定番となりました。気密性が一気に高まり、結露が問題になり始めたのも恐らく同時期でしょう。隙間風の木製サッシなら、結露も起こらないと思いますので。

 

近年のガラスの進化には、めざましいものがあります。先のペアガラスもその一つですが、世に出始めてまだ15年程度ですが、既に住宅用サッシガラスの標準になりつつあります。

2枚のガラスの間にフィルムを挟んだフィルム入り防犯ガラスも普及しています。金槌で割ってもガラスが飛散しないので、ガラスを割って泥棒が入ることが出来ません。なので防犯ガラスと呼ばれています。

そのフィルムに金属膜を使って赤外線を遮断した遮熱ガラスというのもあります。夏の直射日光による暑さをシャットアウトしてくれます。また、室内の断熱効果も上がります。

 

たった一枚のガラスを替えるだけで、ずいぶんと快適さが変わることがあります。知らないと損をする代表かもしれません。一度相談してみても良いかもしれません。