食品庫2

政府発表のデータです  12月が異常に増えています
政府発表のデータです  12月が異常に増えています

夏よりも冬の方が食中毒が多い、というのをご存じでしょうか。農林水産省の発表では、11月~3月が最も多く、夏の数倍の発生件数です。普通に考えると、気温の高い夏の方が食品が腐りやすく、食中毒も多そうですが、実態は全く逆です。理由は色々ありますが、その一つに冬だからという安心感があります。寒いから腐らない、夏は暑いから腐る、という常識があると指摘されています。

 

先日のブログで、最近の高断熱、高気密の住宅やマンションでは、真冬でも室温が20度程度を維持しているお話しをしました。我が家は極端に火の気が無く、17℃~18℃程度まで下がりますが、少し暖房をすればすぐに20℃を越えます。実は、この20℃というのが危険な温度でもあるのです。

15年ほど前、ある著名な皮膚科の専門医が、冬にアレルギーの発生の多い理由としてダニの繁殖があるのでは、と推測して、住宅の居間食堂の室温を記録する調査をしました。結果は、真冬でも平均的に20℃程度を維持していたそうです。そしてこの20℃は、ダニがもっとも喜び繁殖する気温でもあるそうです。夏より冬の室内の方がダニは快適で、しかも乾燥するので、ダニの死骸や糞などが舞い上がり、それを吸ってアレルギー反応を起こすそうです。

 

サルモネラ菌やノロウィルスなど、細菌やウィルスの種類は様々ですが、全般的に乾燥して菌が舞い散り、しかも室温が高くて繁殖能力の落ちない冬は危険な時期です。更に、気を許すとすぐに食品が腐ったり、わずかな菌が大量に繁殖したりするので、やはり20℃という室温は危険です。

 

医学は専門ではないので、細かい話はできませんが、人間が快適な温度は、細菌や虫なども快適なわけで、住宅内が快適になればなるほど、嫌な菌や虫たちも喜んでいる事は間違いなさそうです。

でも冷蔵庫はいつも満タン。とても全ての食材を納めることは出来そうにありません。かといって、アメリカみたいな巨大な冷蔵庫は置く場所もありませんし、でも寒いのも嫌だし・・・・

食品庫のあり方って、以外と難しい問題のようです。多すぎる衣類の置き場はクローゼットが解決してくれますが、まとめ買い食品の保管は納戸とはいきません。ウーン! 真剣に考えた方が良さそうな気がしてきました。