英語から

Big family というのも実はアメリカには多いです。この様な家族も復活するのでしょう
Big family というのも実はアメリカには多いです。この様な家族も復活するのでしょう

 Americans have traditionally wanted to live apart from their parents, as personal independence is often thought to be very important. However , some elderly people and their grown-up children have decided to combine households , and this trend has been increasing in recent years.

ちょっと長いですが、概略の訳をしてみます。アメリカ人は、親から独立して生活することが重要なこと、という概念を持っていたが、最近では、子供達が、高齢の両親と同居する傾向がある。という内容です。

 

いわゆる二世帯住宅や、親子同居型の住宅の事を指しています。

日本には核家族、という言葉が有名ですが、この核家族は実は英語から来ています。Nuclear family というのが原語で、親から独立して生活する家族の事を意味しています。欧米では伝統的に、核家族が重要であり、独立することこそが大人になることだったと言うことが分かると思います。

一方の日本では、伝統的に世襲制があり、長男が嫁を取って家を継ぐ、というのが重要でした。なので長男は必ず両親と同居してきました。でも、次男以降は家を出なければなりません。ある意味残酷な話で、生活力がなくても家を出て、努力して独立しなければならなかった訳です。

 

その独立精神旺盛なアメリカ人が、独立せずに親と同居する選択を始めた、という文章ですが、恐らく背景には高齢者社会と両親の介護が隠れていると思います。もちろん、子供世帯の経済力もあるでしょうが、同居によって色々な問題が解決すると思います。老人ホームはアメリカでも高い施設なので、お金持ちでないと入れないのは日本と同じです。

さて、日本はどうなるのでしょう。世界一の高齢者社会で、介護や福祉が進んでいない事で有名な先進国です。高齢者が自立するにも限度があります。肉体や頭の老化は本人の意志とは無関係に進んでしまいますので、金銭的に自立しているからと言って、生活は自立しません。

 

建築で出来ることはわずかです。生活を助けることは出来ても、生活そのものを成立はさせられません。同居が一番の道だと思うのですが、このアメリカの流行は、日本にも輸入されるでしょうか。