車の大きさ

幅が1.7mを越えて3ナンバーになったMINI  小型車の代名詞だったのですが
幅が1.7mを越えて3ナンバーになったMINI  小型車の代名詞だったのですが

街に軽自動車が増えたような気がします。商業者のみならず、一般車もたくさん見掛けるようになりました。尤も、これは東京や横浜での話です。地方都市や農村部では昔から多かったので、当り前の話かもしれません。

その一方で、3ナンバーの車も増えたように思います。見た目は小さい車なのに、何故か3ナンバーだったり、あの有名なMINIでさえ3ナンバーなのですから驚きです。MINIと言ったら、小型車の代名詞のはずなのに。

 

3ナンバーになるには、エンジンの排気量の他に、車の巾や長さも関係しています。排気量が2000ccを越えれば3ナンバーですが、排気量が小さくても、幅が1.7m、長さが4.7mを越えると3ナンバーになってしまいます。その3ナンバー車が増えているのは、主にこの幅1.7mを越えることが多いためだそうです。これを越えて3ナンバーになっているということは、街には幅の広めの車が増えていると言うことを意味します。

 

駐車場の幅は、白線で区画するスーパーの駐車場などでは2.4m~2.5mが一般的です。仮に、この2.4mの白線に1.8m幅の車が入ると、余りは60cm。片側30cmで、これでは人間は外に出られません。隣の車までなら60cm程度あるのでなんとか出られる、というギリギリの寸法です。

この車の幅が10cm増えるというのは、住宅の設計には結構痛手です。長さも4.7mを越されるとやはり厳しくなります。幅1.7m、長さ4.5m以下という中型の国産車が多かった時代の駐車場だと、この3ナンバー車は入りきらないことがあります。自然と駐車スペースの大きさも広げざるを得ません。私が学生だった1970年代、駐車場の大きさは2.5m×5mというのが教科書の数字でしたが、今の教科書では、3m×6mとなっています。車が大きくなると、回転半径が大きくなり、間口を広げないと入れなくなってしまうからです。

 

中古住宅で困ることの一つに、実はこの駐車場の大きさがあります。特に地下車庫みたいな構造物ですと、広げようもありません。結果、車を小さくしてもらうか、鼻先が出っ張ったままで納めるしかなくなってきます。

本当に大きな車は必要なのか? と疑問もありますが、とりあえずは中古住宅を購入する際には、駐車場の大きさもよく確かめて下さい。後でしまった、とならないために。