困った虫

家の中に入ってくる虫で、一番の嫌われ者はやはりゴキブリでしょう。いくら退治しても、次々と現れて世の女性達を震え上がらせています。その生命力、繁殖力、行動力、学習能力のどれをとってもスーパークラスで、人類が滅亡しても、ゴキブリだけは繁殖し続けるだろうとも言われています。

ゴキブリは、庭でもたくさん繁殖しています。特に枯れ草の中や植木鉢の裏側、物置の中のダンボールの隙間など、繁殖に適した場所はたくさんあり、そこで育ってから家の中に入り込んできます。飛んでも入ってくるし、僅かな隙間からも入ります。網戸とサッシの僅かな隙間でも通れるので、いつの間にか、忍者のように家に侵入しているからやっかいです。

 

ゴキブリは目に見えて厄介ですが、目に見えないで厄介なのがシロアリです。ゴキブリは家を食べたりはしないので、家は傾きませんが、シロアリは木を食べてしまうので困りものです。

シロアリは、近くの家に居るシロアリから女王アリだけが巣立ち、飛んで移動します。そして良さそうな家を見つけるとそこで卵を大量に産んでコロニーを作り、大繁殖をする虫です。乾燥した木は食べられないので、少し湿気った土地に建つ家を好み、特に床下などで大繁殖してしまいます。

10年に一度、シロアリ対策の防虫剤を散布したほうが良いでしょう。

 

人間に直接害を与える虫が、ダニです。イエダニやマダニ等ですが、血を吸ってかゆくなるだけでなく、その死骸やフンが空中に飛散して、ぜんそくやアトピー性皮膚炎を起こすことでも有名です。

ダニは、気温20℃、湿度50%くらいが大好きです。つまり人間と全く同じ快適温度ですから、居心地の良い家ではダニが繁殖します。ほとんど目に見えないので対処も厄介で、最悪の時には、プロに頼んで徹底的な大掃除が必要になります。

 

閉め切ればダニやシロアリが好み、開け放せばゴキブリや蚊が好みます。

結局は仲良く同居するか、虫たちの生態を良く理解し、徹底的に対策をするか、どちらかなのでしょう。

あまり薬品にも頼りたくないし、実際、虫たちとの同居は、難しいものです。