ログハウス2

ログハウスの楽しさは、建物の素朴さにあります。木がそのまま外観を作り、インテリアも作ってくれます。なので木の素材を生かしながらデザインする事で建物ができてゆきます。そこには手の込んだ装飾は不要で、キラキラと光り輝く素材も不釣り合いです。あくまでも木の地肌の色と質感が持ち味で、そこにやはり自然の感触を感じる家具やサッシなどが配置すれば更に良しです。


木にはペンキは塗りません。エマルジョンやフッ素などの塗装用ペンキは、木の保護をするようでいて、実は木を腐らせてしまいます。木は常に呼吸をしており、特に周囲の湿度に応じて水蒸気を吸収、排出しています。特に雨の水などは木の裂け目などから中に浸透し、やがて放出して乾燥します。でもペンキで表面を覆ってしまうと、その水蒸気の放出ができなくなってしまいます。なので、中が腐ってしまうのです。木にペンキは禁物です。


ログハウスの外壁は木がむき出しです。そのむき出しの木に、オイルステインやキシラデコールなどの防腐材を含んだオイルを塗って浸透させます。それだけで対策は十分。あとは木そのものの耐久性に頼ります。なので、特に外壁に使われる木は、北米や北欧の耐水性能の高い木になります。でも、基本的にむき出しで常に外気にさらされているので、日本産の杉やヒノキでも大丈夫です。かえって杉などのほうが香りが良く、アロマテラピーの効果もあります。

今回考えている素材は、九州の日田産の杉です。40年〜50年ものの杉の丸太から切り出した材を使おうと考えています。せっかく九州にやってきて九州で建てるのですから、やはり地元産の素材にこだわりたいと思っています。


今、徐々に外観ができつつあります。ウッドデッキをたっぷりと使い、玄関ドアも木製にします。

吹き抜けと小屋裏部屋は当然ですが、予算が少ないのでもっと考慮の必要がありそうです。