建築模型

建築の設計では、よく模型を作ります。模型は、設計したアイデアを具体的に確認したり、相手に説明する為に使う事が主ですが、アイデアそのものを考える手段としても使います。

そのため、学生にも多くの模型作りを課題として与えています。


実は、模型作りが盛んなのは日本だけです。海外ではどちらかというと3Dによるパースの方が盛んなようです。特に最近の3Dは性能が上がり、学生の作品でもかなりリアルな画像を作り出しています。

でも、アイデアの計画中には、パースよりは模型の方が実際的で、具体的に形や納まり、全体のバランスなどを確認するには模型でないと無理です。


学生のほとんどは、模型など作った事も無い、という娘ばかりです。カッターの使い方を知らないし、何よりも最初はカッターが怖いとも言います。ミリ単位で正確に切る事が必要ですが、その切り口も滑らかでスパッと切れていなければなりません。接着剤も付けすぎず、きれいに仕上げなくてはなりません。なので、最初はみんないやいやながらにビクビクしてやっています。

でも不思議なもので、何回かやっているうちに、楽しくて大好き、と言う娘が増えてきます。

もの作りというのは不思議な魅力が有ります。自分の考えを形にする。その形が気に入るとまた作りたくなります。更に上のグレードで。

もの作りが楽しくなれば、設計やデザインは、もっと楽しくなってきます。