福岡での1年 5

コンパクトシティーという言葉があります。都市近郊で、居住と自営業を前提とした、生活環境が自立した町の事を意味します。大都市でのドーナツ化現象に対して、中小の都市では逆に人口を増加させ、市街地を活性化させようとする発想で、生活の便利さを追求して計画された町づくりです。

 

宗像市の赤間駅周辺が正にそれです。北九州市はコンパクトと呼ぶには大きすぎ、福岡市は大都市です。その二つの都市に挟まれた赤間駅周辺は、生活の便利さが追求された、理想的なコンパクトシティーと言えます。

 

整備された道路を中心とした住宅街が広がり、駅の周辺部と国道の周辺には大型店舗やショッピングセンター、ファミリーレストランが並び、学校や医院が適量で配置されています。また、農協や漁協などが運営する地産地消の小店舗も多く、地元の野菜や魚介が簡単に手に入ります。新設された道路は道幅が広く、店舗や医院には広い駐車場が必ず附属しています。車での移動で駐車場の心配が無く、徒歩や自転車での買い物も距離が近いので可能です。

加えて、里山が周囲を取り囲み、自然との触れ合いも十分に満喫でき、海が近いので、犬の散歩や日光浴も楽しめます。

 

田舎過ぎず、都会でもない。

あこがれの田園都市として私の目に映ったのが、宗像市赤間駅周辺でした。

妻は、買い物が近く、しかも車で行っても駐車場が広くて駐車し易いので楽だ、と言っています。もちろんひどい交通渋滞も駐車場渋滞もありません。

 

これまでの横浜での生活ではショッピングセンターは豊富でしたが車での買い物は必須で、しかも土日は駐車場に入る為に並びます。もちろん駐車場は有料なので、必ず2000円以上の買い物が必要で、時間制限もあります。道路は渋滞が多く、一カ所の買い物にはだいたい1時間が必要でした。

便利なようで実は不便なのが、大都市での生活です。

なので、この宗像市での生活は、ストレスの無い静かで楽な生活に感じられるのです。

 

もう、大都会には住みたくありません。

老後を含め、この地でのんびりと生活して行きたいと考えています。