門司港3

門司港の情報を集め始めて4ヶ月になります。この間、和服レンタルの活動を中心として、色々な方々とお話しする機会を持ち、学生による町歩きなどを通じて、門司港の実態が少しずつ見えてきました。

 

門司港レトロ地区の開発は脚光を浴び、土日などの盛況ぶりがクローズアップされているため、門司港は栄えている街と思い続けてきました。ですが、実態を見ると大きな穴が空いていることに気付き始めています。

 

まず、土日しか人が来ない。また、外国人旅行客は多数見かけるが、短時間しか滞在せずに通過してしまう。更に、旧市街地は、レトロの恩恵を全く受けていない。そして一番の驚きは、日中どんなに人で溢れていても、夕方5時を過ぎる頃から引き潮のように人が消えてしまう。などです。

 

この中で特に目立つのは、夜の門司港の寂しさです。大方の店は7時頃には店を閉じ、あのロケーションでカップルすら見かけません。

何故だろう、と考えました。得た答えは、宿泊施設が無いから、です。ホテルは駅前にプレミアホテル門司港があるだけです。あとは小さな旅館が数件とゲストハウスが1件だけです。これでは旅行客が通過だけで終わってしまい、ここで食事をしないわけです。

宿泊しないので、夜は小倉などへ帰ってしまう。なので門司港では夜の営業が必要ない。その連鎖が、夜の寂しさに繋がっています。

 

名物の焼きカレーもラーメンも、昼食のメニューでしかありません。旧市街地に若干あるレストランやカフェも、地元の常連さんしか相手にしていませんでした。

何と大きな落とし穴でしょう。